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まちづくり活動支援都市をつくるのは、昔から市民の自主的・継続的な活動でありましたが、80年代以降、特に95年の阪神・淡路大震災を経て、その意義が再認識され実践例も蓄積されてきました。複雑化、多様化する現代の都市においては、市民の活動により効果的に展開するために専門的なサポートが必要となります。当社が実施した「パークフロント開発」の計画においては、区画整理による新たな住宅地における、良好な住環境の継続を目的として、地区計画、建築協定を策定しています。加えて、地域住民とまちづくりルール運営委員会を設立し、数年に渡る協議を経て、まちづくり指針を策定しました。また、住民が得た新たな土地を集合化し、共同で活用するための、パークフロント株式会社を設立し、収益が住民に配当されるように計画を立案・実施しました。現在も、3つのルールにより、この地域は良好な住宅地として継続しており、住民は土地活用により収益を得ています。 |
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